2018年秋ベルギーアントワープ聖母大聖堂旅行記【1‐3】心に残る傑作バロックの巨匠ルーベンスが描いた絵画に迫る

トップ写真は壁側に連作画で展示されているイエス、聖母マリア、弟子たちのストーリーです

『最後尾まで進んでいくとフランスパリルーヴル美術館リシュリュー翼ルーベンスギャラリー王妃マリーの生涯、サンクトペテルブルグエルミタージュ美術館ルーベンス絵画キリスト降架へ記事が飛びますルーベンスが描く特徴的な人体に迫ります』

とてもリアリティな場面ではあるものですが厳しい表情などはなくイエスを見守る祈りと慈愛に満ちています

大聖堂ミニチュアで主祭壇の位置を確認します

ベルギーで最も有名な大聖堂 ローマカトリック

Onze-Lieve-Vrouwekathedraal (オランダ語)

約170年の歳月をかけ1521年に完成

約500年前…

建物の形を写したかったので123メートルの突塔は写真に上手く収まりきりませんでした

グレー屋根の交差部分に天井画があります

背景は壁にイエスが磔刑にかけられるまでが描かれています

 

主祭壇を前にして天井画を見上げています

高さ43メートル 直径5.8メートル

 

天井から吊り下げられている十字架に釘打されたイエス

 

翼廊 こちらにキリスト降架が展示されています

 

平日のため見学ツアーもなく自分ペースで写真撮りしてました

キリスト降架三連画イエスの右手側のパネルの裏面が見えます

 

翼廊 こちらにキリスト昇架が展示されています

 

翼廊のステンドグラスは左右デザインは同じではありませんでした

外光が射し込んでステンドグラスが綺麗だったのでシャッターを多めに押していました

 

色彩が優しく感じとても綺麗です

 

いよいよその絵の前に…

ピーテル・パウル・ルーベンス絵画 三連祭壇画の『キリスト昇架』の前に立ちました

カメラは一眼レフとデジカメ2つ用意してます

一眼レフカメラで撮影写真

高さ460㎝ 横幅640㎝

ノルウェートロムソ旅行をきっかけに購入したカメラですが、使用してみないと写真の出来栄えはわかりません

共に旅して1年になり無くてはならない存在になっています

絵を理解するには写真で残すのは大事な作業なのですがいつもコンディションが良いとは言えないようです

 

デジカメ撮影写真

昨今30倍ズームが販売されているので買い変え時にきています

イエスの右手側パネルに不安げな表情で立ちすくむ青い服の聖母マリアとヨハネ

左手側に刑を執行する馬に乗った役人とイエスが釘打された十字架の左右に一人ずつ十字架にかけられる男2人が描かれています

 

三連祭壇画中央

瘦せた身体を十字架に釘で打ち付けられ虚ろなイエスとは対象に筋肉が盛りあがった数人の男がゴルゴタの丘へとイエスを運びます

絵の前は主祭壇を小さくまとめた祭壇になっています

何組かツアーが来てはキリスト昇架を囲み全員が一点を見つめています

ガイド以外口を開く者は誰もいません

ガイドの解説だけが響いてきます全員の視線はキリスト昇架に注がれ脳裏に焼き付けるように見つめる人やわずかな時間で写真を撮ったりする人さまざまな様子です

見学時間はあっという間に終了して名残惜しそうに次へと移動して行きます

それまでの数分私は絵画から離れます

多分 その場にいる私の事を覚えている人はいないのではないか……

いえいえ、認識すらしていないと思います

グループが去ると何事もなかったかのように静まり返ります

 

寄りぎみに写真撮り

 

再度中央部分の写真

 

キリスト降架

高さ421㎝ 横幅617㎝

 

右脇腹に傷があります

 

既に亡くなっています

 

心が痛みます

 

キリスト昇架祭壇画後ろの壁とキリスト降架祭壇画後ろの壁との違いがあります……

 

祭壇画後ろの壁に赤い布地が掛けられています

 

三連の絵画それぞれに赤い布地の服を身に着けた人が登場しています

 

キリスト降架三連祭壇画左右の絵画

 

キリスト降架三連祭壇画左右の絵画

 

キリスト復活 昇天

高さ138㎝ 横幅178㎝

三連祭壇画なのですが中央のみしかもこれ1枚しか写真撮りしていなかった

なぜに 何故か……

キリスト昇架とキリスト降架に圧倒されて見学に力が入り過ぎてしまいます

キリストの復活はどこでしょうと探しながら歩くとキリスト降架から先に進むとありました

展示位置としては昇架や降架よりも手前にあってはおかしな事ですから……

入館して40分近く経過していた疲労感がいっぱいいっぱい

無意識のうちに1枚になってしまっていたのだろう

4作品の締めに相応しい画像になったと思う……

ルーベンス絵画4点

聖母マリア被昇天 キリスト昇架 キリスト降架 キリスト復活昇天

どの作品も絵に引き込まれながらシャッターを押し続けました

だいぶ写真撮りはできたであろうと思っていましたが三連祭壇画では中央部分に集中していたようです

ネロが見たかった絵画を見てみようぐらいの軽い気持ちではあったけれど……

ブリュッセル観光よりもアントワープ聖母大聖堂が一番の目的で教会巡り最大のミッションでした

巨匠ルーベンス絵画はパリルーブル美術館で『マリー・ド・メディシスの生涯』24点の連作を鑑賞した流れのから繋がっていたのかもしれません

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エールフランス羽田発2018年元旦フランスパリCDG旅行記【4-2】ルーヴル美術館リシュリュー翼ルーベンスギャラリー王妃マリーの生涯

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アントワープ聖堂大聖堂を内部を巡る記事はまだまだ続きがあります

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