2018年秋ベルギーアントワープ旅行記⑴イエズス会紋章が残るルーベンスゆかりの聖カルロスボロメウス教会

 

聖母大聖堂を出てぐるりと歩きます

 

グロートマルクト広場へきました

 

市庁舎やギルトハウスに囲まれたブラボーの噴水があり投げるポージングの銅像が目立っています

スヘルデ川で暴れる巨人アンチゴーヌを銅像の青年ブラボーが退治し、そのアンチゴーヌの手を切りスヘルデ川へ投げたという伝説が表現されています

このブラボー伝説がアントワープ(アントウェルペン)地名の由来とする説があるそうです

オランダ語で 手は「ant 」 投げるは「werpen」

この日は晴天で、見上げると眩しくてカメラ映像チェックが難しかった

なので、、、写真の出来がよくは無い…。

 

建物の雰囲気はブリュッセルのグランプラス広場とよく似ています

 

市庁舎

雰囲気のあるデザインでしたのに薄い写真になっております

 

ギルトハウスということは伝わると思いますが…。

残念ながらぼやけています

 

次に向かったのは

Carolus Borromeus  聖カルロスボロメウス教会

素晴らしいファザード,写真がボケて薄い感じになっております

ヨーロッパの午後の日差しマジで強いです...

サングラスをかけている人が多いのはファッションだけの意味ではないと気付きます

太陽を背景に高さのある建物ばかり見上げて目を傷めるし日焼けもするだろう

旅行日程は中間まで経過して順調に進んでいるものの...

思考は時差慣れと睡眠疲労とが交差している感じで身体は太陽が出ているからアクティブに過ごしているだけでやっぱり時折気が抜けてしまっていました

結果として外観写真全般こんな具合になっております

 

SDカードを見ますと相当数シャッター押してますので意欲は凄いなぁ~と

今となっては自分の事では無かったことのように思えてきます

 

外観は古さが目立ちどことなく寂し気な感じがある…

歴史的にはイエズス会依頼により1615年から6年もの歳月をかけ1621年に完成したバロック様式です

イエズス会……1534年 イグナチオ・デ・ロヨラやフランシスコ・ザビエルらによって創設1540年パウルス3世により承認される……

日本初キリスト教の教えを伝えカトリックを広めたフランシスコ・ザビエルはイエズス会に属していらした方だったのですね

出入口扉から上段に目を向けると I H S イエズス会紋章が薄っすら確認できます

写真は薄いのですが実際自分の目で何度も見上げて見ています

立体的な彫刻や眩しいぐらいのゴールド造りがとても素晴らしいファザードでした

旅行記をまとめることで知ったことですが……

ルーベンスがファザード彫刻のデザインをして建てられた教会ということです

ピーテル・パウル・ルーベンス1577年6月28日生まれ数々の作品を残して1640年5月30日没(62歳)

ルーベンスがデザインに関わったのは30代頃の事ですね

過去に教会名が変更されています...

その理由は1773年当時の教皇レクメンス14世がイエズス会解散の命を出しました….

現在は建物そのまま教会として残っていますが...

当時イエズス会解散と共に関連する物が押収競売にかけられてしまいます

どんな経緯でこんなことが起こるのだろうか ?

大事な品が奪われ持ち去られ競売にかけられてしまう

世界で各地で広まっていたイエズス会ですからかなりの世間を騒がす一大事だったと思います

悲しくてやりきれない寂しさが残ります…

フランシスコ・ザビエルについて

1506年4月7日スペインハビエル生まれ(フランスに近い北スペイン)

1552年12月3日中国江門市上川島にて没(46歳)

カトリック教会聖人 記念日12月3日

インドや日本で宣教を行い多くの人をキリスト教信仰に導く

フランシスコザビエルの象徴として左胸赤く燃える心臓と十字架

日本各地にザビエル名が付く聖堂が残っています(他フランス、スペイン、中国、フィリピン、マレーシア、シンガポール、アメリカ)

インドで10年に一度ザビエルの遺体を一般公開しているようです(前回2014年)

フランシスコザビエルから聖カルロスボロメウス教会に話を戻します…

更に火災によって教会内部が大ダメージを受けルーベンス絵画が多数焼失してしまいます

ルーベンスがファザード彫刻をデザインした教会ということだけではなく

イエズス会紋章が残るルーベンスゆかりの教会と紹介しておきたいです...

そして日本歴史に欠かすことが出来ない人物を深く知るきっかけでもある教会です

 

細かいところまで見たくなります

 

重厚感のある立派な建物

 

光が邪魔して上手く写真撮りできていません

二重扉で素敵な入口でした

教会前広場

気のせいでしょうか……

全体的に寂し気な雰囲気がします

ファザードも重要な部分ではありますが扉は教会に入る一歩を踏み出す大事な場所です

ここで気持ちを整えます...

日本だと鳥居で一礼して敷地に入る習慣とかお寺だと門で心の奥を整える習慣のようなものがヨーロッパに来ても出てしまいます

 

出入口扉

 

再度出入口扉写真撮り

 

内部は身廊が真っ直ぐ主祭壇へと続きます

 

素晴らしい主祭壇ですが天井の白さが目立ちます

外観は歴史を感じるのにとても違和感がありました

写真で見る広さと実際の広さは全く違いとても迫力があります

聖母マリア礼拝堂とイグネシアス礼拝堂見学へ続く...

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