2018年秋フランスパリThalys旅行記 ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂とヘラクレスの間絵画から歴史を紐解いてみます

トップ写真 ヘラクレスの間
ブルーの部屋
とにかく部屋が多く人物画と風景画がしばらく続きます
『記事最後尾でエールフランス羽田発2017年夏フランスパリCDG旅行記、エールフランス羽田発2018年元旦フランスパリCDG旅行記へ飛びます』
ヘアースタイルが同じでヘアーサロンに来たみたいな感じ (笑)
レッドの部屋 絵画を取り外した跡が見えます
以前の旅行記でも写したはずと思ったら無かった……
風景画
グリーンの部屋
題名 ロイヤルプリンセス
王室紋章ドレスをお召しでいらしゃる王族
素敵なドレスです
お馴染みの絵画です
天使が可愛いです
彫刻の構成はなんでしょうか……
2階からの王室礼拝堂扉 他の部屋と別格ですね
間接照明が素敵です
見学終盤は薄暗い場所がありました、宮殿全てを明るくしておく必要はないけれど、設備費用がかかる宮殿を維持していくにはやっぱり毎日出来る行列は仕方がないのかなぁ……と思いました
礼拝堂
中に入って見学したい
三位一体が描かれています
素晴らしかったですョ~
ヘラクレスの間
ここでは古さを加工したみたいな仕上がりの写真ばかりで自分でも驚く、何の狙いもなくただぼやけているだけですけどヘラクレス神話のストーリーに入っていきそうな思い違いをしそうです……
上記写真の反対側
こちらも大きい絵画でした
題名 『パリサイ人シモン家の宴』
ヴェロネーゼ作(1528年~1588)ヴェネツィア絵画の巨匠、作品は主にヴェネツィアに残されています
他作品にナポレオン率いるフランス軍に略奪されルーヴル美術館に展示されている『カナの結婚』をアンドレーア・パッラーディオと共作しています
ガリラヤのカナで行なわれた婚宴に招待されたイエスキリストが水をワインに変えたエピソードが描かれイエスが起こす最初の奇跡と言われています
最後尾エールフランス羽田発2018年元旦フランスパリCDG旅行記【4-1】ルーヴル美術館ドゥノン翼で『カナの結婚』写真を載せています(巨大絵画の為正面から撮ると入りきらず斜めからの写真です)
イエスを表す特徴は作者により光輪があったり、なかったりですが、肩から斜め掛けの布地、肩まで伸びるロン毛、口髭、座り姿、色白無表情そして重要なこと常に中心位置で描かれています
『パリサイ人シモン家の宴』はもとはヴェネツィアのセルヴィテス修道院食堂にあった絵画
1664年ルイ14世に贈ったそうです
しかしこれだけの大きさ運搬はどうしたのでしょうか……?
絵画の表現は…
イエスが宣教活動を始めた初期のころファリサイ派シモン家に食事に招かれます
食事の席についていることを知り男性ばかりが集まる宴にひとりの女性招かざる客が現れた
(自由に出入りがができていたわけです)
その人物は罪深き女と周囲に知られていた
香油軟膏壺を持込みイエスの後ろから足元に近寄っていき、無言で泣き始めその涙でイエスの足をぬらすそして女性は自分の髪で拭いイエスの足に繰り返しキスをして持ち込んだ香油を塗った
イエスはするままにさせていた...
その後のイエスが取った対応やイエスを招待したシモンが招かざる客に思った事がルカ福音書に残されています
王室礼拝堂天井画、ヘラクレスの間展示の巨大絵画共通点はイエスキリストが題材になっています
王の寝室まで見学出来る今とは違い当時のルイ14世にとって鏡の回廊を超えるほど自慢話ができたのではないでしょうか...
同じ題材でピーテル・パウル・ルーベンスも1618~1620年に制作しサンクトペテルブルグエルミタージュ美術館にあるそうです
フランソワ・ルモワンヌが描く巨大天井画の主人公棍棒を持つヘラクレス(あばれ男をついに写真に捉えた……)
ヘラクレスが乗る二輪車を天使たちが誘導し、一人の天使はヘラクレスの右手をつかんでいます
車輪横に蛇をつかむ手が見えます
『エルミタージュ美術館に赤ちゃんのヘラクレスが素手で蛇を掴むシーンの絵画が展示されています。
↓下記の青字タッチえおタッチすると記事が飛びます。』
2018年秋サンクトペテルブルグ ようこそ エルミタージュ美術館へ【4】ロシアの歴史
最後尾にて
エールフランス羽田発2018年元旦フランスパリCDG旅行記 華麗なる舞台ヴェルサイユ宮殿へ【2-1】王室礼拝堂 ヘラクレスの間 豊穣の間でヘラクレスエピソード記事を載せています
絵画の中にいるヘラクレスは盛りあがる筋肉を見せつける好青年に見えますが実際はかなりあばれ男でした
雲の上で横になったり腰掛けたり楽しそうです
薄い写真ですみません
ヘラクレスの誕生秘話が自身の成長に及ぼす影響に大きく関わっています
ギリシャ神話に登場するストーリーの主人公達
王室礼拝堂とヘラクレスの間で宗教画とギリシャ神話を堪能出来ました
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