2018年秋イタリアミラノTGV旅行記サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会わずか15分レオナルドダヴィンチ『最後の晩餐』からの学び☆

トップ写真 サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会と修道院の中庭
手入れがされた中庭を見ながら心穏やかに待ち時間を過ごします
壁側には最後の晩餐登場人物の表情が展示されています
福音書に記された一場面で弟子の裏切りを予言するイエスと、それを受けて動揺する弟子たちの様子を表しています
縦4.2メートル・横9.1メートルの巨大テンペラ画です
一点透視図法が用いられ壁奥のほうまで食堂がつながっているかのような錯覚を観る者に起こさせる演出が見られます
イエスが十二人の使徒に予言する場面です
『手で鉢に食べ物を浸した者が、わたしを裏切る。今夜私を見捨てて羊の群れは散り散りとなる。
信仰深いペトロも明日の朝、私を知らないと三度言うだろう。』
右側 聖ヨハネ ・ 左側 聖ペテロ
聖ヒリポ
『キリストの言葉に、使徒達は強く否定します。』
さらにゲートを移動します
今までいた
予習していた場所を写真撮りしました
いよいよ食堂前待機中
扉が開き中の様子が見えました
前ツアーがまだいらしゃる...
1歩1歩じりじりと進み、前ツアーが完全に退室すると一斉に壁画の前に行き写真を撮り始めます
一眼レフカメラで撮った写真
オートにしていましたが部屋の明るさ調整や望遠調整でもたつきました
デジカメ写真
結構使い込んでいる物でもそこそこ写せています
イエス 聖トマス 聖(大)ヤコブ 聖ヒリポ
聖マタイ 聖たダイ 聖シモン
聖ヨハネ 聖ペテロ ユダ 聖アンデレ
聖アンデレ 聖(小)ヤコブ 聖バルトロマイ
最後のと言えばバチカン、システィーナ礼拝堂壁画ミケランジェロが描いた『最後の審判』が浮かんできます
(1536年~~1541年作)1370㎝×1200㎝
聖母マリアが寄り添い若く盛り上がつた筋肉がリアリティに描かれています
特徴的なのはイエスの手の位置と手の向きで天に向かう人、二度と這い上がれない人を表しています
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452年4月15日生~1519年5月2日67歳没、代表的作品モナ・リザ、ウィトルウィウス的人体図)が描いた
最後の晩餐のイエスの手は左手をテーブルに出し手のひらを見せた状態
右手はパー状態で手のひらが見えユダに近い位置にあります
一方ユダは左手でパンをつかもうと手を伸ばし右手はコインが入った袋を握りしめ、イエスの言葉に驚き振り向いた瞬間が描かれています
イエスの預言を聞き動揺する12使途の中で食べ物に手を伸ばし卑しい姿のまま動揺しています。
よく見ると他の登場人物に比べ顔色が悪く着衣が乱れやつれた雰囲気が感じられます
反対側の壁
イエスと2人の罪人が磔刑にかけられています
事前に何度も聞いていたオーディオガイドの中で説明がありましたので時間配分していましたが…
気付いていないのか、最後の晩餐ばかり写真撮りしていた人もいました
中央のイエス右わきに槍で突かれた傷があります
イエスを傷つけた兵士はロンギヌスであると伝えられ
脇腹を突き刺した槍はロンギヌスの槍として有名とのことです。
イエスと共に十字架にかけられた二人の男
悔い改めた強盗デュスマスと悔い改めなかった強盗ゲスタス2人の罪人
どちらがデュスマスか…?ゲスタスか…?
安らかな表情に見えます悔い改めた強盗デュスマスかなぁ~
室内の壁
壁の痛みは進んでいます
わずか15分
気づくと出口に居ました
振り返ってみます
あっという間の時間でした
小さなスペースでグッズ販売がありました
最後のゲート手前に庭がありました
ゲートが見えてきました
戻れるわけでもないのけれど…
ここから場外です
チケットについて
最後の晩餐チケットを求めて右往左往する事約2か月、、、
滞在中のホテル手配しなければなりません
観光スポットツアーがセットになったチケットは出回っているものの見学単品チケットは見つけられない
ギリギリまで待つ...?
いえいえ待てません!
とりあえずはツアー付きチケットが売り出されている日付にミラノ滞在する日程で旅をする事にしました
観光ならば美術館に行きたいし有名なアーケードは次回でも大丈夫だしと心に決めていたところでようやく
成田出発の10日前にゲット出来ました
結果、オーディオガイドの内容も良くレオナルドダヴィンチ表現する芸術と芸術家が解説するイエスの教えを学ぶことができました
その場に居る事実を体験でる興奮があるものの壁画の細部までは見えません
撮った写真をパソコン拡大機能で細部を見る時
その場に戻ったかのような気がしてきます
私は教会巡りが好きでヨーロッパ旅をしているのですが、
過去にイエス・キリストの教えに触れてこなかった、知らなかった
そこのところがゲートを通る度に1本の道になって繋がっていきます
旅をしよう...
素敵な旅を...
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