2018年秋サンクトペテルブルグ特急列車旅行記 煌びやかなロマノフ王朝と最大級のコレクションを収蔵 エルミタージュ美術館へようこそ【6】ヨーロッパ最大黄金装飾の大宮殿
玉座の間（聖ゲオルギウスの間）
大理石で造られた大広間
天蓋に十字架を付けた王冠が見えます。
その後ろの壁にロシア国の守護聖人ゲオルギウス騎馬像が彫刻されて
ロシア正教の特徴が表現されています。
赤い布地に双頭の鷲の刺繡
反対側はこちらです。
天井や床が素晴らしい写真撮り忘れてました。
床は16種類の寄木細工で構成され、天井には同じ模様の金箔装飾がありました。
誰もが満足できる素晴らしいお部屋です。
広大な敷地に建てられている宮殿
部屋数も膨大な数です
木工細工の展示品がありました。
日本でも修行僧が仏像彫刻を修行の一つとして細かい技法で仕上げた作品が残されています
ヨーロッパとアジアのフィーリングの違いはあるものの不安や祈り煩悩の表現はひとつであると思います
作品の近くまで寄ってみます
人物の表情は個性的で一つの空間に共存共栄しているように見えます
黄金の応接間 私生活の部屋
ロマノフ朝
1613年～1917年ロシアの歴史で最後の王朝
日本の明治時代とロシアを比べると洋服はほぼ同じ服装になってきています
そのまま交流が続いていたら英語教育が進んでいたのではと思ってしまいます
ゴールドの洞窟に入ったみたいです
眩しく美しいゴージャス
宮殿あるあるな映像みたいです
何故か日本の仏像をイメージしてしまいます
私生活の間
アレクサンドル2世の皇后マリア・アレクサンドロブナの私室
煌びやかで眩しい
大きな鏡にシャンデリアやなんやら映り込んで使いずらそう
ソファー、椅子が雑然と置かれたかんじがする
待合室みたいですね
VIPルームみたい
鏡にシャンデリアが設置されています。
この発想が凄いですね
とにかくゴージャス
どれだけの費用がかかったのだろうか
皇帝が住んでいた冬宮殿だったことで綺麗な状態で残されていますが
当時の貴族が所有する住宅に宮殿内部装飾技術が応用された建築物もあったのではないか
相当なブルジョア階級の方々がいたのではないでしょうか
ナポレオンがロシアに攻め入ったことで屋敷を離れ安全な場所へ逃げ出し
平穏な生活が一変、一族がばらばらになってしまった家系もあったのではないでしょうか
冷静に考えてみるとこれだけのゴージャスな内装やコレクションは貴重な事です
一般公開している現状を自分の目で見ることができた事に先ずは感謝したい
見学はまだまだ続きます
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